GRADE (Grading of Recommendations, Assessment, Development and Evaluation) システムは、エビデンスの質と推奨の強さを系統的にグレーディングするアプローチで、Guyatt, Oxmanが中心となって立ち上げたGRADE Working Groupにより作成されました。
GRADEシステムは、多くの学会や学術関連グループで採用され(Cochrane, UpToDate, Clinical Evidence, WHO, USPSTF, AHRQ, EBUro, NICE, CADTH, ATS, Surviving Sepsis Campaign, など)、診療ガイドラインの作成や理解のための標準的なアプローチとなっています。

GRADEシステムの特徴は、エビデンスの質と推奨の強さを分離することです。統合エビデンスの質は4段階(high, moderate, low, very low)、推奨の強さ(推奨度)は、2種(strong, weak or conditional)です。

診療ガイドラインのためのGRADEシステム(2010年出版)は、GRADEシステムによるエビデンスの評価と推奨の強さの判断について解説し、GRADE profilerの使い方、GRADEのFAQ、統計解析、PRISMA声明などをわかりやすく記載したものです。

GRADEハンドブック日本語翻訳版を公開しました(2011年5月)。エビデンスの質や推奨の強さの評価支援ソフトであるGRADEprofilerのヘルプファイルに相当します。

診断GRADEのためのワークショップ資料を公開しました(2011年5月)。

■GRADEシステムに関する新シリーズ(GRADE guidelines)が昨年から発表されています。
J Clin Epidemiology vol 64(12) December 2011に、#5から#9が発表。 (2011.11.1)
・・・GRADEの”基本内容”は2000年から変わっていません。

GRADEシステムにおける「エビデンスの質(4種類)」の定義と用語、「推奨(2種類)」の用語として、EBM Guidelineの説明(2011.10.3)が参考になります。
以下のリンク「GRADE関連の参考資料」の、GRADEエビデンスの質と推奨の用語を参照ください。(2011.11.20) New!

*本サイトでは、GRADEに近い概念である、GATE frameについての資料を紹介しています。


[GRADE] and [GATE Frame] and [JAMA users' Guide]
GRADE関連の参考資料 GRADEハンドブック翻訳版 診療ガイドラインのためのGRADEシステム GATE Frame JAMA-Users' Guides(翻訳版)
grade grade-handbook grade-book gate-frame jama

GRADEシステム関連情報

No. 項目 内容 date
1  GRADE FAQ

GRADE Working Group のFAQ翻訳

2010/3/1

2  GRADEの「推奨の強さ」は2種類

推奨の強さと、エビデンスの質による分類
(書籍 「診療ガイドラインのためのGRADEシステム」の内容に変更)

2011/11/25

3  GRADEシステムによる診療ガイドライン

GRADE-ガイドライン作成ステップの手順

2008/11/15

4  SoFとrisk of bias

GRADEproに関するFAQs
SoFとはなにか?

2010/04/12

5  国内GL(一部の例)

エビデンスの質評価と推奨度評価が各団体・学会で独自の基準を利用しています(google spreadsheet)。

2008/02/06

6  DECIDE 計画とは
(日本語解説Word文書)

エビデンスに基づく推奨の配布を目的とした、DECIDE projectNew!
DECIDE計画とGRADEの関係を日本語で紹介

2011/11/07


GRADE flow chart アウトカムを中心として、研究全般のエビデンスの質を評価し、その後にアウトカム全般にわたるエビデンスの質と、利益と害のバランス、価値観や好み、資源利用を検討して推奨の強さを決定する