診断検査へのGRADEシステムの適用

以下の資料は、診断研究におけるGRADEシステムの活用の理解を目的として作成したものです。
全ての資料は自由に利用してかまいませんが、引用の際は本サイトあるいは臨床評価誌名を明記してください。


ファイル名 資料の内容 更新日
EtD

”診断精度研究に関するGRACE Evidence to Decision”

GRADE 2版の第5章、診断検査へのGRADEアプローチの適用

詳細は、GRADE2版の第5章、および、追加資料-12「診断精度研究のメタアナリシス」を参照。


2017/06/01
quadas2

”QUADAS-2”
QUADAS-2は、バイアスのリスク、ならびに研究疑問への適用可能性に関する懸念の観点から、4つの各主要領域(患者の選択、指標検査、参照基準、推移とタイミング)を評価するよう構造化されています。それぞれの質問に対して“Yes”か“No”、もしくは“Unclear”か回答し、判定結果をRisk of bias and applicability concerns summary, Risk of bias and applicability concerns graphとして提示します。

QUADAS-2: http://www.bris.ac.uk/quadas/quadas-2/


2014/04/19
診断検査に関する、その他の国内論文

•石田博: 診断検査に関する診療ガイドラインの作成:GRADEシステムの活用(臨床検査 2013, 57(5): 525-532


2013/05/23
dx_grade

"GRADEの適用: 診療ガイドラインにおける診断検査に関して根拠に基づく推奨を作成する"
臨床評価 2012; 40(1): 199-212
本稿は、Hsu et al.: Application of GRADE: Making evidence-based recommendations about diagnostic tests in clinicalpractice guidelines. Implementation Science 2011, 6:62 (doi:10,1186/1748-5908-6-62)の日本語訳( 相原守夫 訳)です。翻訳およびweb公開、出版にあたり、Holger J Schunemann より許可を得ました。追加資料 付録1:検査閾値と治療閾値の決定


2012/10/17
診断検査に関するGRADEガイドライン
2012/10/27
dx_grade

”診断検査にGRADEを適用する”
(applying_grade_to_diagnosticTests.ppt)(相原 作成)。
診断検査の基本理解と、診断検査に関するシステマティックレビューや診療ガイドラインの作成にGRADEシステムを適用する方法を解説しています。


2012/10/01
quadas

”QUADASによる診断精度研究の質(risk of bias) 評価基準”
QUADASオリジナルは14個、コクラン版では11個の質問から成っており、それぞれの質問に対して“Yes”か“No”、もしくは“Unclear”を回答し、判定結果をmethodological quality summary, methodological quality graphとして提示します。

2011年に、QUADAS-2が発表されて、現在のRevMan5.3においてはQUADS-2にアップデートされています。下記参照


2012/08/01
gradeDx

GRADE diagnosis workshop packageの日本語翻訳版
診断研究についてエビデンスの質や推奨の強さを評価するためにGRADEをどのように適用するかを理解するためのワークショップ資料です。
Holger Schunemann教授が作成したGRADE-Dx_workpackage 20101016.docを許可を得て日本語翻訳(相原 訳)したものです。


2011/05/12

診断研究におけるGRADEを理解するためには、「診療ガイドラインのためのGRADEシステム(治療介入)」(相原、他、凸版メディア)が必須です。書籍購入は、アマゾンあるいは出版社(凸版メディア)より可能です(http://www.toppan-media.co.jp/)。


診療ガイドラインのためのGRADEシステム GRADE第2弾(診断GRADE)