国際的GRADE working groupのメンバーの一人として、GRADEを紹介するサイトです。GRADE working group-HPで閲覧可能(英語)ですが、 GRADEは、多くの学会や学術関連グループで採用され(Cochrane, UpToDate, ACCP, BMJ, WHO, USPSTF, AHRQ, EBUro, NICE, CADTH, ATS, Surviving Sepsis Campaign, など)、ガイドライン作成や理解のスタンダードとなりつつある。これまで、Guyatt G, Oxman AD, Schunemann HJ, Falck-Ytter Y がたと共に日本語論文を作成し (2007.May〜)、さらに、診療ガイドラインのためのGRADEシステム(日本語書籍:下記リストの#4)を、2008年末に出版予定である。国内のガイドライン関係者は、早急にGRADEを理解し、国内では統一した基準で、そして、国際的に通用するガイドラインの作成を強く希望する。
残念ながら、現状では、国内の多くの有能スタッフのスキルが統合された形で発揮されているとは思えない。

GRADEシステムのエビデンスの質と推奨度とは? 
エビデンスは、システマテイックレビューなどの統合したもので評価し、4段階に等級する(high, moderate, low, very low)。RCTsでも、最終的な質として、very low、複数の観察研究(low)で最終的に、high という等級がありえるということである。GRADEの推奨度は2種(strong, weak)である。

■エビデンスレベル評価のためのGRADE基準があり、質評価の支援ソフトがGRADE profilerである。コクランRevMan5とデータのやりとりが可能となり、2008年3月、GRADE profiler (ver 3.2)が公開、6月にバージョンアップされたが、国内でのGRADE理解のために、Schunemann, Oxman, Brozekらとともに、GRADEハンドブック日本語翻訳版を作成した(下記#3リンク)。
なお、GRADEハンドブックはGRADE profilerのヘルプに相当し、英語版はフリーで閲覧可能であるが、日本語翻訳版の希望者は、氏名、所属、使用目的などを含めて、私に直接連絡ください(閲覧のためのパスワードともに無料で提供しますが、個人的な利用目的のみです)。
本サイトの内容は、海外GRADEメンバーとの連携のもとで、作成・更新・改変しているが、国内の誤ったGRADE利用、紹介には注意が必要であり、発表時はWorking Groupに連絡してほしい。 (Gordon H Guyatt, Yngve Falck-Ytter, Andrew D Oxman and Holger J Schunemann.)


GRADE日本語論文:Aihara M, Guyatt G,et al.
GRADE システム:
エビデンスから
推奨へ
GRADEシステムと SoF GRADEハンドブック翻訳版 New! GRADE-4 EBM/GRADE-5 EBM/GRADE-6
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GRADEシステム関連情報

No. 項目 内容 date
1  GRADE profiler

GRADEpro (ver3.2)とRevMan5 New! ,日本語翻訳版

2008/11/15

2  GRADE FAQ

GRADE Working Group のオリジナルの FAQ翻訳

2008/1/15

3  GRADEの推奨度

推奨の程度と、エビデンスの質による総分類表

2007/7/20

4  GRADEガイドラインNew!

GRADE-ガイドライン作成ステップの手順 New!

2008/11/15

5  臨床疑問CQ

CQの定式化は 4形式で、アウトカムは別。

2007/11/20

6  エビデンスの質

GRADEでは4段階 (high,moderate, low, very low)

2008/04/08

7  risk of bias

Cochrane Handbook (ver.5), or (ver 4.2.6)

2008/03/14

8  RevMan5

SoF (GRADE evidence profile)rev1|rev2

2008/03/28

9  国内GL

エビデンスの質評価や多彩な推奨度. Also in google spreadsheet

2008/02/06

10  2x2 spreadsheet

相対危険、オッズ比、NNT、感度、特異度、尤度比など. 2x2 table analysis.sample size calculation (Morizane)

2008/02/20

11  メタアナリシス

エクセルでのメタアナリシス例.meta-analysis, or Google spreadsheet

2008/02/20

エビデンスの質の評価や診療ガイドラインの作成・理解のために単純・明示的なシステムであるGRADEの大きな波が世界に普及しており、国内のこれまでのバラバラな基準やあいまいな判定基準によるガイドラインは徐々に変更せざるを得ないだろう

内科医のエビデンスに基づく医療情報

アイコンは自作で以下の意味です。患者の疑問からスタート、アウトカムの重要性を判定、アウトカムに関連するエビデンスを検索・収集・統合、全体的なエビデンスの質を判定して、benefit/downsidesバランスや価値観・好み、コスト、などを参考にして、推奨度を決定。エビデンスの質の要約が、Summary of Finding (SoF)。EPICOT:、Evidence, Patient, Intervention, Comparison, Outcome and Time (EPICOT) structure。

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